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質屋の需要はグローバル!世界各国の質屋のお話

2020年4月23日

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「質屋はあまり馴染みがないし、使うのに抵抗がある」このブログを読んでいただいている方の中には、そんな方も中にはいるかもしれません。
実は、質屋の仕組みは日本だけではなく世界各国にあり、国によっては人々の生活に重要な役割を果たしているところもあります。世界各地で利用されている。それくらい質屋の仕組みはよくできているんです。とはいえ、質屋が馴染みない人には、質屋がどのようなものなのか、どう使われているのかピンとこない人も多いと思います。

今回は質屋の世界事情や、質屋の特徴について詳しくお伝えします。
世界の質屋事情が分かると、これまでより質屋を身近に感じられるようになるかもしれませんよ。


質屋は日本だけのものではない

「質屋は日本独特の文化なのでは?」と考えている人もいらしゃるかもしれませんが、実際には質屋は日本だけのものではなく、世界様々な場所で存在します。


日本では鎌倉時代から

以前、「質屋はいつからある?」でご紹介したことがありますが、日本質屋の原型とも言えるものが生まれたのは鎌倉時代からです。鎌倉時代の質屋は「戸倉」と呼ばれ、酒屋が兼業で行っているものが主だったそうです。そこから江戸時代になって、今の質屋のシステムの元になるものが完成しました。モノを預けてお金を借りる、返済期限をすぎたモノの所有権が質屋に移る、という2つの原則はこのころに確立したとされています。


質屋の起源は中国にある?

質屋の起源を考えると、さらに遡った中国だと言われています。中国が発祥となり、そこから世界中に広まったという説が有力で、そのため、中国はもちろんのこと、日本やそれ以外の国でも、質屋と似たシステムのお店は世界各国に存在します。名称はそれぞれの国で異なりますが、大まかなシステムはほとんど変わらないようです。
※以前に質屋の原型は鎌倉時代からとご紹介しましたが、これは日本で貨幣経済が普及するのが鎌倉時代で、それとともに質屋の原型ができたという解釈です。質屋の制度はもっと遡り、遣唐使を通して伝わってきたとされ、そのため質屋の歴史を遣唐使の時代まで遡る説もあります。ただし、この頃はモノ同士による貸し借りが制度としてあったとされ、モノと貨幣ではありませんでした。


質屋の仕組みは各国で異なる?

海外にも質屋はありますが、大まかに共通していることがあります。ただ、その細かい仕組みはそれぞれの国家ごとに異なります。
大まかに共通して言えることとしては、以下の仕組みが挙げられます。


  • モノを担保にお金を借りる
  • 支払い期限が過ぎたら所有権が移動する

これらの仕組みはほとんどの国の質屋で共通して言えます。
しかし、各国の質屋で特徴は変わり、イギリスではネット質屋、フィリピンでは送金もできるなど、独自の変化をしているところも少なくありません。


世界のどの国に質屋はある?

「世界中に質屋があると言っても、どの国に質屋があるの?」と、思う人もいるのではないでしょうか。日本以外で、質屋の仕組みがある国家の例を挙げると例えばこんな国があります。

  • 中国
  • アメリカ
  • フィリピン
  • イタリア
  • イギリス

ここにあげた国以外にも、たくさんの国で質屋の仕組みは利用されています。それぞれの国ごとに仕組みは大きく変わりませんが、細かい違いはあるようです。ここではそれぞれの国の質屋の様子について紹介していきます。


【中国】

質屋の大元の起源と言われている中国でも質屋の仕組みを持ったお店があります。
中国では「押」という字が使われています。
1956年に質屋は廃止され、そこから30年近くは質屋が存在していなかったのですが、現在質屋は中国では影響力を強めつつあるようです。
質屋は質草という担保を元にお金を借りる仕組みになっており、ローンなどと比べるとスピーディな資金調達ができることが特徴です。こうした点が、資金の回転力が重要視される、中国の中小企業などで注目されています。返済をすぐに行えば、ローンなどより金利が安く抑えられるというメリットもあるため、ビジネスでの利用も少なくありません。


【アメリカ】

質屋に似た仕組みのお店はアメリカにもあり、PAWN SHOPと呼ばれています。
アメリカは日本以上にリサイクルの考えが身近なため、質屋のシステムも身近に捉えられているようです。リサイクルショップの場合は不要になった衣類や安価なモノが対象になることが多いですが、PAWN SHOPでは高額なモノや希少性の高いモノが多く取り扱われています。アメリカの映画の中にはPAWN SHOPが重要な役割を果たすものもあることからもそのことが伺えるでしょう。アメリカはPAWN SHOPやリサイクルの文化が非常に成熟しており、本を扱うのが得意な業者や電子部品を得意とする業者など、様々な業態のお店があることが特徴です。自分の目的に合わせた質屋を選ぶと、より高値で売れることもあるかもしれません。
店舗の立地で扱われている商品の内容がガラッと変わり、中には掘り出し物を見つけられることもあります。


【フィリピン】

フィリピンにも質屋はあり、アメリカと同じくPAWN SHOPと呼ばれています。これはフィリピンがアメリカの植民地だったことがその由来だと考えられています。 フィリピンでは、銀行以上に身近でかつ利用しやすいものとして、PAWN SHOPがあるようです。その大きな理由は、フィリピン人の国民性や、フィリピンの銀行の仕組みが影響しています。
フィリピンでは銀行口座の保有率がわずか30%と非常に低くなっています。これはフィリピンの銀行では口座の維持費と手数料がかかる上、最低預金額が決められているため、一般市民にとって敷居が高いものとなっているそうです。最低預金額以下のお金しか持っていない、貧困層の人はそもそも口座開設ができません。
これに対して、PAWN SHOPはここ数十年で3倍以上に成長するほど、質屋の仕組みが身近なものとして認識されています。フィリピンのPAWN SHOPでは質屋としての業務に加えて、送金業務も行えることが特徴です。そのため、銀行の役割も質屋で十分果たせるため、必要性を感じる人も少ないのでしょう。
またフィリピンは貯蓄する習慣がそれほどなく、何かモノを買う習慣が強いと言われています。貯蓄せずにモノを購入し、お金に困った場合はPAWN SHOPで現金を借りる、という使われ方もされているようです。
以上の点からフィリピンの質屋であるPAWN SHOPは、市民の生活に欠かせないものになりつつあるそうです。


【イタリア】

イタリアにも質屋の仕組みがあります。イタリアでは、質屋が礼拝堂の中にあったそうです。その背景には、人々が借金により、困窮した歴史があると言われています。
中世頃のヨーロッパでは、一般市民の借金が増え、中には20%を超える利子を払っている人もいたと言われており、その困窮具合が伺えます。そのようなお金に困った市民を救済するために、営利を目的とせず、質屋の仕組みを利用したのがその始まりだと言われています。
救済のために教会から発祥したというのが、日本や世界の発祥方法と大きく異なっています。


【イギリス】

イギリスでは質屋はPawnbrokerと呼ばれ、人々に親しまれています。
イギリスではリーマンショックをきっかけにその人気が爆発し、20倍もお店の数が増えました。
最大手の質屋と言わている会社の株価が70%上昇し、その人気の爆発ぶりが窺えます。イギリスに限った話ではありませんが、不況時には質屋の需要が高まる傾向にあります。 イギリスでは、個人での質屋は減少していますが、変わりに増えたのがチェーンで展開する質屋とネット質屋です。ネット質屋という言葉には馴染みのない人も多いと思いますが、店舗を構えず、ネット専業の質屋のことで「24時間いつでも質入れできる利便性」と「与信履歴に影響しないメリット」が支持されている理由だそうです。イギリスはローンの未払いなどで審査に通らなくなる人が多いと言われており、質屋の場合はモノを担保にしているため、審査不要でお金を借りられることが人気の理由なのかもしれません。


質屋は海外でも需要が高い!

今回は海外の質屋の事情やそれぞれの国ごとに質屋の特徴をお伝えしました。
「質屋は日本独自のもの」と考える人もいるかもしれませんが、日本だけのものではなく、国によっては銀行以上に重要な役割を果たしている質屋もあります。
「質屋はちょっと足を運びにくい」と考える人もいるかもしれませんが、実は消費者金融と比べて手早くリスクを抑えて借りられるという、質屋だからこそのメリットもあります。 海外の事例からも分かるように、質屋は庶民の強い味方です。もしお金に困った場合や、不用品が出てきた場合には、リサイクルショップや銀行、消費者金融だけではなく、質屋の利用もぜひ討検してみて下さい。


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