査定に使う道具/ルーペ
2021年8月30日
こんにちは。名古屋にある質トダ屋・店主の戸田です。
前回、試金石のご紹介をしたところお客様に「面白かったよ」と言っていただくことができ嬉しかったので、今回も質屋が使う査定のための道具についてご紹介したいと思います。
とは言え、査定に使う道具はいろいろあるので、どの道具にしようかな・・と迷ってしまいました。で、質屋の道具で使用頻度が高いものってなん何だろう?と考えた時にパッと頭に浮かんだのが、今回ご紹介させていただく「ルーペ」です。
質トダ屋では複数のルーペを使い分けているのですが、何といっても使用頻度が高いのは10倍のルーペです。一般のルーペと違い、査定用、特に宝石用のものはだいたいレンズが3枚になっているトリプレットレンズで、中心部だけでなく周辺部にも歪みがないものを使用しています。もちろん無色透明かどうかも重要です。ちなみにダイアモンドの鑑定書にはクラリティグレードという項目があるのですが、その基準は10倍に拡大して判断する内包物やキズなどの程度に関する評価のこと。10倍というのはそうした基準にもなっている拡大率になります。
その10倍ルーペを使って宝石はもちろん、時計やバックなどさまざまなものの査定をしています。
私が使っているのは写真の『ニコン』と『アルファーミラージュ』。主に使っているのはニコンです。明るくて、細かい所が見やすいので。仕事中はいつもこれを手元に置いてあり、査定の際に使用しています。相性もあるのでなかなか他のものに変えられません。使用してると傷がつくので、2年ぐらいで同じものの新品に変えてます。
使用頻度が高いだけに無くしてしまうと困るものNo1かもしれないですね。
日々査定にはいろいろな道具を使用しているのですが、今回ご紹介のこのルーペも使って、できる限り高額査定をと心がけています。もちろん査定は無料です。買取、質預かりをご検討なら質トダ屋へお越し下さい。
【カテゴリー】スタッフブログ